第3章 チーズを広める チーズの教本P197~
問題
1、EUの品質認証で➀から⑦にあてはまる内容は➊~➐のどれか。
➀製品名にうたわれている地域で造られた製品に認められる。フランスやイタリアでの表記はI.G.P.
②類似品に比べて優れた品質を持つ製品に対してその品質を保証する表示。
③.チーズに関してはA.O.P.登録への暫定的段階という位置づけで、これに登録後、EUにおいてA.O.P.登録申請が却下された場合はこれの登録も抹消される。
④フランスの有機農産物認定。
⑤畜産では有機農法の農産物を飼料にして飼育しているものに与えられる。
⑥製法や産地を保護するものの中で認証条件が最も厳しいカテゴリー。フランスでの表記はA.O.P.スペインやイタリアはD.O.P.。
⑦基準が最もゆるやかな制度。イタリアでの表記はS.T.G.。
➊有機農法Organic farming ➋T.S.G.伝統品特産品保証 ➌A.O.C.原産地名称統制 ➍アグリビオ ➎P.G.I. 地理的表示保護 ➏ラベル・ルージュ ➐P.D.O. 原産地名称保護
2、フランスのチーズ製造業者は、原則として県知事から交付された製造所番号を記載したマークをチーズのパッケージに表示しなければならない。⑧マークの名前は何か。また、マークに書かれた⑨「CE」は何の意味か。
3、フランスのA.O.P.チーズのラベルに「lait thermise」と書かれている。どういう意味か。
4、フランスのⅠ.G.P.チーズのラベルに「lait pasteurise」と書かれている。どういう意味か。
5、フランスのA.O.P.チーズのラベルに「lait cru」と書かれている。どういう意味か。
6、脂肪含量の表示は2種類ある。⑩その2つは何か。⑪それぞれ、どちらの内容か。下記から選べ。
1
➓「チーズ全重量」中に占める「脂肪重量」の割合をパーセントで表示したもの
⓫「チーズ固形分重量」中に占める「脂肪重量」の割合をパーセントで表示したもの
7、6、の2つうち「密封包装のチーズ」に向いているのはどちらの表示方法か。⑫それはなぜか。⑫2つ挙げよ。
8、食中毒を予防するための衛生管理の手法で、アメリカで宇宙食の衛生管理の手法として始められた。現在、一般的な食品製造・加工業者、飲食店などで採用されている。この仕組みは何というか。
9、日本から海外へチーズを輸出する場合、8、に基づく衛生管理を実施していることのほかに、必要なことは何か。
10、「リステリア・モノサイトゲネスは、環境中に広く分布している微生物で、4℃以下の低温や、12℃以下の食塩濃度下でも増殖可能で、加熱によっても死滅しない」〇か✖か。✖なら正しく訂正せよ。
解答
1、➀➎ ②➏ ③➌ ④➍ ⑤➊ ⑥➐ ⑦➋
2、⑧衛生管理マーク ⑨欧州委員会
3、低温加熱処理乳
4、低温殺菌乳
5、無殺菌乳
6、⑩MG/ES ⓫ MG/PT ➓
7、MG/PT ⑫脂肪含量がわかりやすく、他の食品と成分比較しやすい。見た目の数値を低くなり、脂肪を気にする消費者に受け入れやすい。
8、ハサップHACCP
9、動物検疫を受けて、輸出検疫証明書の交付を受ける。
10、✖加熱によって容易に死滅する。
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