Cheese's

チーズプロフェッショナル検定の問題集

2024チーズプロフェッシナル検定問題集⑪-チーズの硬さと弾力性-

第1章 チーズを識る チーズの教本P32~

問題

1、凝乳を切断し、ホエイが滲出し始めたものを何とよぶか。

 

2、1、を最初はゆっくり攪拌し、その後徐々に強く攪拌する。それは何を促すためか。

 

3、1、を攪拌しながらゆっくり加熱する。その間、乳酸菌の増殖が進むことによってpHが下がる。それは何を促すためか。

 

4、2、3、の工程を何というか。また、その工程はなぜ重要か。

 

5、ソフトタイプのチーズの硬さである「水分値の高い軟らかいカード」にするにはどうするか。

 

6、セミハードタイプのチーズの硬さである「水分値のやや低い硬めのカード」にするにはどうするか。

 

7、ハードタイプのチーズの硬さである「水分値の低い硬いカード」にするにはどうするか。

 

8、グラナ・パダーノやボーフォールなどでは「より水分値の低い硬いカード」をつくる。どのようにするか。

 

9、まとめると「チーズの硬さ」は、どのようにしてつくり分けられるか。

 

10、「弾力のあるグリーンチーズ」を造る場合は、シネレシス制御工程においてどうするか。また、チーズ名も挙げよ。

 

11、「しなやかなグリーンチーズ」を造る場合は、シネレシス制御およびその後の工程においてどうするか。また、チーズ名も挙げよ。

 

12、「もろく崩れるグリーンチーズ」を造る場合は、シネレシス制御およびその後の工程においてどうするか。また、チーズ名も挙げよ。

 

13、まとめると「チーズの弾力性」は、どのようにしてつくり分けられるか。

 

 

解答

1、カード

 

2、カードの収縮

 

3、ホエイの滲出

 

4、シネレシス(カードの収縮)、シネレシスの生後因子(攪拌、加熱、酸生成)によりチーズの食感を作り分けるから。

 

5、凝乳を大きく切断し、攪拌も加熱も行わず、主に酸生成を行う。

 

6、凝乳を小さく切断し、穏やかな攪拌と穏やかな加熱(一般的に40℃以下)を行う。

 

7、凝乳を細かく切断し、強い攪拌と強い加熱(一般的に40℃以上)を行う。

 

8、53~55℃程度まで加熱する

 

9、凝乳のサイズ、シネレシス制御により、カードの水分値をコントロールしてつくり分けられる

 

10、穏やかな酸生成を行い、カードのpHはあまり下げず、カルシウム架橋の量を多く残す。例:エメンタール

 

11、カードのpHを5.2付近まで下げ、酸でカルシム架橋を溶かし、”カルシウム架橋の量を中程度にする”。例:モッツァレラ

 

12、カードのpHを4.6(カードの等電点)付近まで下げ、酸でカルシウム架橋を溶かし、”カルシウム架橋の量を少なく、またはカルシウム架橋をなくす”。例:フェタ、カマンベール

 

13、乳酸菌の酸生成を制御し、”たんぱく質の小さな塊”を繋げている”カルシウム架橋の量”をコントロールしてつくり分けられる

 

 

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