第1章 チーズを識る チーズの教本P38~
問題
1、チーズの食感は、製造工程のつくり分けによって多様な食感を持ったグリーンチーズが製造される。それは何と何の組み合わせによって形成されているか。
2、( ① )の量によって、1、が違うグリーンチーズが形成される。グリーンチーズの食感は、熟成や経日変化によって、乳酸菌や微生物などが産生する( ② )が( ③ )を分解し変化していく。➀から③に語句を埋めよ。
3、「硬い食感」へと変化するのは、2、の方法以外には何か。
4、ソフトタイプの主に白カビタイプには製法(またはタイプ)が2つある。その製法を説明し、それぞれ代表するチーズ名を挙げよ。
5、1、以外にも食感(主に舌触り)の違いをつくり分ける方法がある。それは何か。
6、5、の方法でつくる「クリームを添加して、固形分中の脂肪分を高くしたチーズはなめらかな食感となる」チーズ名を2つ挙げよ。またそれぞれの国名と特徴も書くこと。
7、5、の方法でつくる「脱脂乳を添加して、固形分中の脂肪分を低くしたチーズは粗い食感となる」チーズ名を2つ挙げよ。またそれぞれの国名と特徴も書くこと。
8、チーズの風味は、グリーンチーズを所定の( ④ )と( ⑤ )に保った熟成庫で一定期間熟成させると、各種酵素によって様々な風味物質が生成される。④と⑤を埋めよ。
9、チーズの酸味は、乳酸発酵によって生まれる。例を2つ挙げよ。
10、チーズの塩味は、製造過程でカードに加える。甘味やうま味はいつ生まれるか。
解答
1、硬さと弾力性
2、➀カルシウム架橋 ②酵素 ③たんぱく質
3、表皮からの水分蒸発する
4、
トラディショナル製法:熟成すると軟らかくなり、カットすると内部が流れ出すような状態になる、カマンベール・ド・ノルマンディ
スタビライズ製法:トラディショナル製法では翌朝のpHを4.6付近まで下げるのに対し、5.0付近で止めて、たんぱく質の塊を繋げるカルシウム架橋を残し、弾力性のある組織にしている、シュプレム、カプリス・デ・デュ―
5、原料乳の脂肪分調整
6、
サン・タンドレ:国名―フランス 特徴ートリプルクリーム
バラカ:国名―フランス 特徴ー馬蹄型。ダブルクリーム
7、
グラナ・パダーノ:国名ーイタリア 特徴ーD.O.Pの中で最大の生産量
エダム:国名:オランダ 特徴ー輸出用には赤いワックスをコーティング
8、④温度 ⑤湿度
9、乳酸、酢酸
10、熟成段階でたんぱく質が分解してアミノ酸になる時。
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