第2章 チーズを巡る チーズの教本P52~
問題
1、一般的にその土地の気候や地勢などのありさまを指す言葉で、チーズ造りではそれに関するすべての事象や環境を含んだ意味合いで使われる。これを漢字2文字で何というか。
2、山岳地帯など厳しい環境で造られてきたチーズの特徴を挙げよ。
3、チーズの味や形を決める最も重要な要素は何か。
4、夏には雨が少なく乾燥するイタリアの中南部地方ではその環境に適した➀動物が飼われ、②無数に作られた極めて重要なチーズになっている。
➀動物名は何か。
②そのチーズは何と呼ばれているか。
③それは何時代からのことか。
5、広大で草が豊富なパリ盆地では集落ごとに➀動物で作られた②小型or大型で、③硬いor軟らかいチーズが多く造られていてその④種類はおびただしい。
➀動物名は何か。
②③どちらか選びなさい。
④そこから生まれた言葉は何か。
⑤それは何時代からのことか。
6、ヨーロッパでの個性的なチーズの誕生はどんなものだったか。
7、ヨーロッパでは古くから特徴や評価が原産地と結びついている産品の名称を保護する制度がある。各国が整備されてきたのは何世紀に入ってからか。またフランスの保護制度は何と呼ばれているか。(英語表記と日本語で)
8、7、のイタリア、スイス、イギリス、日本の制度名をそれぞれ答えよ。(英語表記で)
9、チーズに関しては原産地名称の模倣や誤用を防ぐために原産地名称を互いに保護する協定が結ばれた。➀何年に②どこの国が③何という名称で呼ばれているか。
10、9の後「1958年のリスボン協定」などを経て、➀3つの認証制度が②創設された。
➀3つの制度それぞれの英語と日本語表記は何か。またそれぞれの特徴を簡単に説明せよ。
②何年に創設されたか
③創設を決めたのはどこの機関か。
11、〇か✖か答えよ。✖の場合は正しく訂正せよ。
➀商品の名称保護を登録するには、その産品の生産団体が所定の手続きを踏んで申請し、承認を受けなくてはならない。
②産品の詳細、明確な製造地域、原産地の証明、製法上特性など指定された項目について生産国の機関による審査を受け、認可の後に欧州委員会に送られる。
③EU非加盟国の産品は申請・登録は出来ず保護されない。
解答
1、風土
2、保存性や運搬のしやすさを考慮し、硬くて大きい。
3、原料乳を提供してくれる動物の種類
4、➀羊 ②ペコリーノ ③ローマ時代
5、➀牛 ②小型 ③軟らかい ④1村1チーズUn Village un Fromage ⑤中世
6、中世以来、修道院の多くは山中など辺鄙なところに建てられ、修道士たちは世の中から隔離された環境の中で自給自足に近い生活をしながら新種を生み出した。
7、20世紀 A.O.C. 原産地名称統制
8、イタリア:D.O.C.、スイス:A.O.P.、 イギリス:GI、日本:GI
9、➀1952年 ②主要生産国8か国:フランス、イタリア、スイス、オーストリア、オランダ、デンマーク、ノルウエー、スウェ―デン ③ストレーザ協定
覚え方ー一休誤認止めて!ストレートに雄雄異父での~
10、➀P.D.O.原産地名称保護ー製法や産地を保護する物の中で認証条件が最も厳しいカテゴリー、P.G.I.地理的表示保護ー生産・加工・調整の過程のうちどれか1つ以上がその地域と結びついていること、T.S.G.伝統的特産品保証ー原産地の証明ではなく製法が伝統的と認証するもの ②1992年 ③EU (欧州連合)
覚え方ー一休急に3つの制度を言う(EU)
11、➀〇 ②〇 ③✖保護される
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