第２章 チーズを巡る チーズの教本P121～
問題
１、スペインは（ ① ）半島に位置し、（ ② ）世紀から（ ③ ）世紀ごろまで7羊毛の大生産国で大国だったが、合成繊維の開発で（ ④ ）が衰退し、（ ⑤ ）生産用に転用した。（ ⑥ ）種、（ ⑦ ）種、（ ⑧ ）種など。「緑のスペイン」と呼ばれる北部の（ ⑨ ）山脈周辺では中世以降、（ ⑩ ）の巡礼路となり、自然環境に応じて（ ⑪ ）乳製のチーズが造られている。（ ① ）半島中央部は（ ⑫ ）と呼ばれる広大な乾燥した高原が広がっており乳種は様々。風土の厳しい地方では「貧乏人の牛」と呼ばれる（ ⑬ ）乳製チーズが造られている。全てのブルーチーズは北部地方の（ ⑭ ）州（ ⑮ ）州（ ⑯ ）州が原産地。自然に青カビを発生させる条件を備えた（ ⑰ ）がたくさんある。➀～⑰を埋めよ。
２、スペインのD.O.P.チーズで、周囲を山で囲まれたバスク地方の中部でラチャ種やカランサ―ナ種の羊乳製無殺菌のハードタイプ。仔羊のレンネットを使う。チーズ名は何か。
３、スペインのD.O.P.チーズで、ナバーラ州ピレネー山脈の名前の由来となっている渓谷でラチャ種とラサ種の羊乳製無殺菌ハードタイプ。ドライフルーツやマッシュルームの香り。チーズ名は何か。
４、スペインのD.O.P.チーズで、アストゥリアス州東部の名前の由来となっている村で造られる牛、羊、山羊の混乳製青カビタイプ。ピコス・デ・エウロパにある天然の洞窟で熟成。チーズ名は何か。
５、スペインのD.O.P.チーズで、大西洋に面したガリシア地方特有の牛乳製ソフトタイプ。その形「乳房」が名前の由来。チーズ名は何か。
６、スペインのD.O.P.チーズで、ア・コルーニャ県の小村アルスアとルーゴ県の小村ウジョアがこのチーズの名前の由来。ガリシア州の温暖で湿潤な草原地帯で造られる円盤型のソフトタイプ。チーズ名は何か。
７、スペインのD.O.P.チーズで、肥沃な森林と牧草が拡がるガリシア州ルーゴ県のテラ・チャ一帯で生産されるユニークな形のチーズ。樺の木の1種である「アベドゥール」でスモークされ、コーヒー牛乳のようなフレーバー。牛乳製ハードタイプ。チーズ名は何か。
８、スペインのD.O.P.チーズで、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの入り口となる峠の名前が由来のフレッシュタイプ。コック帽やマッシュルームを思わせる形をしている。チーズ名は何か。
９、スペインのD.O.P.チーズで、カステーリャ・イ・レオン州の名前の由来である県で造られる羊乳製のハードタイプ。マドリードの北西に広がる台地を、遊牧のチーズ職人たちが定住して本格的に造り始めたチーズ。チュラ種、カステーリャーナ種を使用し、１０、のチーズと同じような模様がある。このチーズ名は何か。
１０、スペインのD.O.P.チーズで、ラ・マンチャ地方で造られ「ドン・キホーテ」に登場するスペインでは最も知名度が高いカスティーリャ・ラ・マンチャ州ラ・マンチャ地方の羊乳製無殺菌ハードタイプ。側面の模様はかつてエスパルトという茅の1種を編んだ帯で巻き成形していたが、現在は同じ模様があるプラスチックのモールドによって付けられる。チーズ名は何か。
解答
１、➀イベリア ②１２ ③１９ ④羊毛業 ⑤乳製品 ⑥マンチェガ ⑦メリノ ⑧ラチャ ⑨カンタブリカ ⑩サンティアゴ・デ・コンポステーラ ⑪牛 ⑫メセタ・セントラル ⑬山羊 ⑭アストゥリアス ⑮カンタブリア ⑯カステーリャ・イ・レオン ⑰洞窟
２、イディアサバルIdiazabal
３、ロンカルRondal
４、カブラレスCabrales
５、ケソ・テティージャQueso Titilla
６、アルスア・ウジョアArzua-Ulloa
７、サン・シモン・ダ・コスタSan Simon da Costa
８、セブレイロCebreiro
９、ケソ・サモラーノQueso Zamorano
１０、ケソ・マンチェゴQueso Manchego
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