第2章 チーズを巡る
1⃣世界のチーズと風土
2、ヨーロッパにおける地理的名称の保護制度
チーズはワインや他の農産物と同様、( ① )と深く結びついた食品。古くから特徴や評価が原産地と結びついている産品の名称を保護する制度がある。20世紀に入るとフランスの( ② )〈原産地名称統制〉やイタリアの( ③ )など各国の制度が整備されてきた。チーズに関しては原産地名称の模倣や誤用を防ぐため、( ④ )年に主要生産国8か国が( ⑤ )協定を結んで、原産地名称を互いに保護することが決められた。その後( ⑥ )年の( ⑦ )協定などを経て( ⑧ )年にEU(欧州連合)による認証制度が創設された。( ⑨ )〈P.D.O〉( ⑩ )〈P.G.I〉( ⑪ )〈T.S.G〉の3つの制度。EUに加盟していないスイスも同様の( ⑫ )と( ⑬ )の制度を持ち、EUとの間で相互保護を行っている。
※( ⑤ )協定の8か国・・( ⑭ )
EUの原産地名称保護、地理的表示保護
これらは製品名の模倣や誤用から食品を保護し、様々な農業生産を推進する制度。
- P.D.O.( ⑨ ) 製法や産地を保護するものの中で認証条件が最も( ⑮ )しいカテゴリー。
- P.G.I.( ⑩ ) 生産、加工、調製の過程のうち( ⑯ )つ以上がその地域と結びついていることが条件。
- T.S.G.( ⑪ ) 原産地の証明ではなく、製法が( ⑰ )ということを認証するもの。( ⑰ )な原材料から( ⑰ )な技術で生産されていることが条件
解答 ①風土 ②A.O.C. ③D.O.C. ④1952 ⑤ストレーザ ⑥1958 ⑦リスボン ⑧1992 ⑨原産地名称保護 ⑩地理的表示保護 ⑪伝統的特産品保証 ⑫A.O.P. ⑬I.G.P. ⑭フランス、イタリア、スイス、オーストリア、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スウェ―デン ⑮厳 ⑯1 ⑰伝統的
3、日本の地理的表示保護制度
- 地理的表示( ① ):地域ブランド産品の名称であって、その名称を聞けば( ② )の特性や( ③ )が特定できるもの。地理的表示に指定された産品には( ① )マークが付く。
- 対象となる産品の要件:
産品の特性
- 同種の産品と比べて( ④ )された特徴があること
- 一定期間〈概ね( ⑤ )年〉継続して生産された実績
生産地の特性
- 土地の( ⑥ )を利用して生産される
- 地域ならではの( ⑦ )な製法を行っている
4、日、EUのGI相互保護
2019年2月に日本とEUのEPA( ⑧ )を発効しました。これによりチーズに関しては、EUからの( ⑨ )は段階的に削減・撤廃されることとなった。
相互保護の指定産品
EUでは地理的表示保護制度として、P.D.O( ⑩ )やP.G.I.( ⑪ )の認証が行われており、日本でもGI法( ⑫ )が2015年に施行されている。EUではこれまでに( ⑬ )のP.D.O、( ⑭ )のP.G.I.産品が認証されていて、日本では( ⑮ )のGI産品が認証されている。
それらのうち、EUの( ⑯ )産品、日本の( ⑰ )産品が指定され、協定の付属書に記載された。これらを対象として、EUと日本はお互いに自国の ( ① )として保護を行うことになった。そのうちチーズはEU側の( ⑱ )産品で、日本の( ① )に認証されたチーズは( ⑲ )
より高いレベルでの保護
指定産品を利用した加工品は「その産品の特性を反映させるに足りる量」を使用していれば( ⑳ )を使用できる。ただしその( ㉑ )を明記することが望まれる
例外的な規定(現地カット・ルールについて)
EUの指定産品チーズの中には( ㉒ )・( ㉓ )だけでなく、カット・包装も指定地域内で行うことを定めているものがある。これらを輸入し国内でカット・包装をすることについてはこれまでの実態に鑑みて認められている(日本国内での消費を目的とした場合に限る)ただし、この規定については協定発効後( ㉔ )年以内に日・EU双方で再考し、( ㉕ )年の調整機関終了までに合意できる策を導くこととしている。
例外的な規定(「パルメザン」について)
「パルメザン」は本来「パルミジャーノ」の英訳であるため、EUでは真正の「( ㉖ )」以外に使用できない地理的名称とされている。しかし、日本では実態として「パルメザン」と( ㉖ )は別のチーズとして認識され流通している。
解答 ①GI ②産地 ③産品 ④差別化 ⑤25 ⑥自然環境 ⑦伝統的 ⑧経済連携協定 ⑨輸入関税 ⑩原産地名称保護 ⑪地理的表示保護 ⑫地理的表示保護法 ⑬642 ⑭756 ⑮ 103 ⑯71 ⑰48 ⑱26 ⑲まだない ⑳地理的表示 ㉑使用割合 ㉒製造 ㉓熟成 ㉔3 ㉕7 ㉖パルミジャーノ・レッジャーノ
ワインも一緒に学びたい方へ
オンラインで自由な時間に!
オンライン特化のワインスクール【ヴィノテラス ワインスクール】
スクールに通ってワインも友達もつくりたい!
スポンサーリンク
ポチっとして頂けたら嬉しいです。